Tokyo Institute of Technology
Industry-academia collaboration
東京工業大学 工学院 産学連携室

「第2回医工連携セミナー」開催報告

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2018年5月18日(金)大田区産業プラザにて東京工業大学工学院産学連携室・東京労災病院医工連携室共催【第2回医工連携セミナー】を「医工連携の最前線と大学発イノベーションの製品化の取り組み」をテーマに開催しました。本セミナーには官公庁はじめ医療関係者、企業、大学関係者など総数50名を超える方々にご参加いただきました。

セミナーは、氏家弘先生(東京労災病院脳神経外科顧問)の開会のあいさつに始まり、谷下 一夫先生(一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ副理事長)を座長に一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 柏野聡彦先生による「地域で活性化する医工連携の取り組み」、ならびに、武田行生先生(東京工業大学工学院教授/産学連携室長)を座長に東京工業大学科学技術創成研究院 副委員長 大竹尚登先生による「ダイヤモンド状炭素コーティングの医療応用への期待」の2件のご講演を頂きました。

柏野先生は一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ専務理事、東京都医工連携HUB機構プロジェクトマネージャーの要職につかれ、全国で医工連携の支援を行われています。ご講演ではその豊富な経験をもとに、臨床現場、製販企業、ものづくり企業による連携の最新動向についてご興味深いお話をいただきました。

また、大竹先生は東京工業大学科学技術創成研究院副院長で同院未来産業技術研究所教授として研究に精力的に取り組まれているダイヤモンド状炭素(DLC)コーティングの優れた特性、製造法、実用例とその特性を利用した様々な医療応用事例など将来の医療分野への適用拡大の可能性についてご講演いただきました。

参加者様からは、非常に有意義な時間だったなどのお声をいただきました。今後もこのようなセミナーを開催する予定でございます。
開催の詳細につきましてはホームページに随時掲載させて頂きます,皆様お誘いのうえご参加いただければ幸いです。


演者:柏野先生・座長:谷下先生(左面)
司会:氏家先生・演者:大竹先生・座長:武田先生(右面)

講演風景