Tokyo Institute of Technology
Industry-academia collaboration
東京工業大学 工学院 産学連携室

昨年度(2021)の当室の活動を振り返って

投稿日:

 コロナ禍における企業と大学の対面でのコミュニケーションに制約のある中、昨年度より新たに始めたオンラインイベントシーズ提供会」について紹介します。

 シーズ提供会は、本学工学院が強みとする研究領域における技術シーズを発信し、企業とのコミュニケーションを活性化させることにより産学連携のさらなる促進を図る目的で始めたイベントで、昨年度は2回開催しました。

 以下に、昨年度の開催実績を紹介します。

【第1回】テーマ:伝熱工学

開催日:2021年5月27日(木) 10:00~12:00

開催報告

 本学の4教員よる放熱/冷却技術に関する本学における研究概要の他、電子機器や機械製品を対象にした研究事例、先端的な伝熱計測技術の紹介に加え、デンソー様より関連トピックスのご講演をいただきました。

 当日は、12社から64名の参加をいただき、テーマを絞った点など高評価をいただきました。

【第2回】テーマ:超スマート社会を支える統合IoT技術

開催日:2021年11月24日(水) 9:30~12:00

開催報告

 本学工学院では、IoT技術を用いた超スマート社会の実現のため、系の枠組みを超えた研究グループを構成して研究活動を行っています。

 今回は本学5教員より、その研究活動の一端として、IoTに関連したサイバーフィジカル、製造などのシステム技術からセンサ、集積回路、ワイヤレスなどのデバイス、要素技術にいたるまでの幅広い研究事例を紹介しました。また、合わせて、企業からはソフトバンク様より関連トピックスをご講演いただきました。

 当日は、19社から49名の参加をいただき、次回以降の開催への期待が寄せられました。

 今年度は、8月5日に経営工学、12月に音響工学をテーマに開催を予定しています。本件にご関心がございましたら、当室までお問い合わせください。